私たちは、日本の名だたる企業の開発現場で、機械、電気・電子、IT等の設計・開発サービスを提供しています。お取引きいただいている企業の開発現場では、常に誠実で信頼のおけるサービスを提供することが求められています。
このサービスを提供するために重要なのは、「人材」だと考えています。開発現場で働く社員に求めることは、「真面目さ・素直さ・誠実さ」です。したがって、WDB工学の採用基準も同じです。
選考時、「開発現場で活躍している人に共通するものは何ですか?」とよく質問を受けます。私は必ずこの「真面目さ・素直さ・誠実さ」を備えている人材だとお伝えしています。高い専門性と高い技術力以前に、この3要素を兼ね備えていないと、信頼して仕事を任されることはない。そう思っているからです。
真面目さ
大きな成功の影にある日々の仕事は地味なものです。スポットライトの当たらない期間、どれだけ直向きにコツコツと学び、努力し、真面目に仕事をしていくか。これが成果を出せる唯一の方法だと考えます。この真面目さは、表面的な態度や言葉遣いによるものではなく、日々の行動に現れる真面目さです。
素直さ
社会人になると、仕事を通して成長を重ねていくうちに、思ってもいなかった自分を発見することになります。成長する人に共通する点は、自分の非を認める素直さです。
社会人になるとまず、挨拶や立ち居振る舞いで指導され、仕事のミスを指摘されます。その内容に納得できないこともあるかもしれません。そのようなときに、まず自分に課題があると捉えて反省できる人は、その積み重ねによって、数年後には見違えるほど頼もしい人材に成長します。
一方で、環境や周囲のせいにして自分を顧みない人に変化は訪れません。素直さを持っている人は、社会に出てから大きく成長できる人だと思います。
誠実さ
これは自分の仕事に嘘をつかない誠実さです。見えないところでもルールを守ることです。
ミスをしたり、おかしなデータが出たりしたときに、迅速に報告することです。業務に慣れてくると、仕事の失敗を報告しにくいと感じることがあります。そのため、誠実さを大切に仕事をすることは簡単ではありません。誠実さは、その人の持って生まれた性格や価値観によるものでもありますが、時間をかけて磨いていくこともできます。新卒の社会人においては、高い専門性や高い技術力よりも大切な要素だと考えています。
開発現場では、大きな期待と責任を背負いながら、なくてはならない存在になることが求められます。だからこそ、一時的な評価にとどまらず、長期的な信用と信頼を築くことに重きを置いてきました。
どれも当たり前のことに思えるかもしれませんが、WDB工学が大切にしてきたことです。真面目さ・素直さ・誠実さ。これらを大切にしながら、自分自身を大きく成長させたいと考えている方に、ぜひ仲間になってほしいと思っています。